みなさんは、日本と韓国でアイドルの著作権・肖像権・パブリシティ権に対する意識が違うことをご存知ですか？

この違いは、アイドルの応援方法の違いにつながっています。

そこで今回は、日韓での権利に対する意識や応援方法の違いについてご紹介します！

この記事を読んで、「韓国発祥の推し活を体験したい！」「推し広告を出したい！」と思った方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください😊

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日本と韓国では考え方が違う？！芸能人の知的財産権について

結論、日本と韓国では知的財産権に対する考え方が異なります。

そもそも、知的財産権とは「知的財産」を生み出した人に与えられる権利です。

ここでいう「知的財産」とは、人間の知的活動によって生み出されたアイデア・創作物のことを指します。

芸能人の写真や素材には、著作権・肖像権・パブリシティ権が存在しますが、それらは知的財産権に関係しているのです。

権利名	誰の？	どんな権利？
著作権	著作者（アイデア／創作物を生み出した人）	著作物を無断で使用されない権利
肖像権	人（一般人も著名人も）	自分の容姿を無断で撮影・使用されない権利
パブリシティ権	著名人	著名人の写真を、第三者に無断で使用され、利益を得られない権利

ここでは、日韓の芸能人事務所が、権利に対してどのような意識を持っているかについて解説していきます😊

日本は超厳しい？芸能人の肖像権・著作権・パブリシティ権について

 

引用元

結論、日本は芸能人の肖像権や著作権・パブリシティ権に厳しいです。

以下のような知的財産権を無視した行為は、事務所側によって起訴される可能性があります😵‍💫

• 許可なく動画・画像をSNSなどに投稿
• 許可なく雑誌の表紙・写真集をSNSなどに投稿
• 許可なく動画・画像を加工して投稿
• 許可なく素材を利用してグッズを販売

また、家族や友達同士で写真や動画を見せ合うことは、違法行為とはなりません。

SNSなど公の場で、写真や動画を使用したい場合は、引用元を明確にすることを心がけましょう！

例えば、株式会社LDH JAPANでは、知的財産権について明確に説明しています！

知的財産権を守りながら、楽しく応援できるようにしているようです👼🏻

「肖像権・著作権についてのお願い」 株式会社 LDH JAPAN

韓国はゆるいって本当？芸能人の肖像権・著作権・パブリシティ権について

もちろん韓国にも、著作権・肖像権・パブリシティ権が存在します。

しかし、日本に比べて知的財産権への意識はゆるいといえるでしょう。

例えば、韓国ではファンがライブやイベント中に、芸能人を撮影していることがよくあります。

もちろん事務所によりますが、ライブやイベントでの撮影を黙認している事務所も存在します😳

また、近年では韓国アイドル／アーティストが、世界進出する傾向があります。

特に、欧米や日本などは知的財産権に厳しく、韓国と海外の応援方法にはギャップがあります。

そのため、世界での活動に際し、事務所の取り締まり方が変わる可能性は大いにあるでしょう。

著作権や肖像権が関係⁈日韓の応援方法の違いは？

日本と韓国では、芸能人の著作権・肖像権・パブリシティ権への認識が異なるため、推し活の方法も異なります！

ここでは、日韓の応援方法の違いについてご紹介します！

日本ではありえない！？マスターのグッズ販売

𝗡𝗖𝗧 𝗡𝗔𝗧𝗜𝗢𝗡 𝗶𝗻 𝗝𝗔𝗣𝗔𝗡, 𝗧𝗼𝗸𝘆𝗼#태용 𝗖𝗵𝗲𝗲𝗿𝗶𝗻𝗴 𝗞𝗜𝗧

現地でスローガン販売予定です！
即日販売のお知らせをお待ちください pic.twitter.com/YtKzk0PZAT

— 타이런트 신드롬 (@TyrantSyndrome) September 15, 2023

マスターのグッズ販売は、韓国特有の応援方法です！

そもそもマスターとは、推しのライブやイベントの様子を撮影して、SNSに投稿するファンのことです。

さらに、マスターは自身が撮影した素材を用いて、グッズ販売までするとか！

韓国のアイドル／アーティストには、一定数のマスターがいるため、グッズの種類がとても豊富！

もちろん日本では、知的財産権（特にパブリシティ権）の観点から起訴されてしまいます...😱

しかし、韓国でのマスターの活動は、芸能人の宣伝につながるため、芸能事務所は黙認しているのです。

まさに、グレーゾーンが生んだ韓国独自の応援方法でしょう！

ファンの自作グッズ！日韓共通だが違いも！？

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ファンの自作グッズは、日韓共通の応援方法として挙げられます。

例えば、以下のようなものがあります！

• うちわ
• スローガン
• トレカ
• アクリルスタンド
• キーホルダー ...

日韓の自作グッズは、顔写真を使用するか・使用しないかの違いがあります。

例えば、日本では知的財産権に厳しいため、うちわやスローガンに顔写真を入れず、推しの名前を入れることが多いです😌

また、公式グッズに装飾を加えたものも多く見られます。

最近日本で流行っている「推しのネームプレート」も、写真を使用しない自作グッズの1つですね！

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一方、韓国ではうちわやスローガンに、顔写真を入れることが多いです。

これは、知的財産権のゆるさだけでなく、ネット上に多くの素材が出回っていることにも起因します。

そのため、非公式素材を使用した自作グッズも多く見られるのです！

ただし、芸能事務所によっては、ライブ会場への自作グッズの持ち込みを禁止、またはグッズの規定が設けられています。

ライブ参戦の際には、注意事項をしっかりと読んでおきましょう😊

韓国の応援方法はド派手！？日本でも大注目の推し広告

韓国特有の応援方法として、推し広告（センイル／応援広告）があります😊

推し広告は、推しの誕生日や記念日にファンが出す広告のことです。

推し広告の媒体としては、ド派手な街頭ビジョン、推し広告の定番である交通広告、場所を限定しないアドトラックなどがあります。

どの媒体も、多くの人の目に止まり、アイドル／アーティストの布教に貢献できます！

韓国で推し広告が浸透したのは、知的財産権に関してゆるいという理由だけではありません。

他の応援方法よりも、影響力・宣伝力が強いことも理由でしょう。

また最近では、日本でも推し広告を出す人が増えているとか！

もちろん知的財産権の認識の違いから、日本の方が広告を出しづらいことは確かです...。（後ほど詳しく解説！）

推し広告について気になる方はこちら🔻

【初めてでも簡単】初心者に超おすすめの推し広告(センイル広告)をご紹介！広告の出し方/費用/媒体一覧もお届け♪

推し広告（センイル/応援広告）に対する日韓事務所の対応の違いは？

推し広告では、アイドル／アーティストの素材を使用するため、知的財産権が関係します。

権利についての理解がないと、「知らないうちに違法行為をしていた」なんてことも😭

ここでは、推し広告に対する日韓事務所の対応の違いをご紹介します！

推し広告（センイル/応援広告）に対する日本の事務所の対応は？

日本のアイドル／アーティストの推し広告を出す際には、以下の手続きが必要です。

• 事務所による広告掲出の許諾
• 事務所による素材の使用許可

日本の芸能事務所は、基本的に著作権・肖像権・パブリシティ権について厳しいです。

そのため、全ての使用素材に関して事務所の許可を取る必要があります。

最近では、推し広告が普及したことで、推し広告のためのガイドラインを設ける事務所が増えています。

その場合には、ガイドラインに沿って広告を作成しましょう！

推し広告の許可について知りたい方はこちら🔻

推し広告(センイル/応援広告)の許諾申請書&証明書の違いは？申請書のテンプレートもご紹介！

推し広告（センイル/応援広告）に対する韓国の事務所の対応は？

韓国では、推し広告の文化が根付いていることもあり、比較的広告を出しやすいでしょう。

推し広告を出す際には、以下の手続きが必要です。

• 事務所に広告掲出の申請

素材の使用許可は不要なことがほとんどです。

ただし、有料公開またはファンクラブ限定の素材などは、推し広告に使用しないようにしましょう！

事務所によっては、使用素材を指定している場合もあるため、必ずホームページで確認しましょう😊

まとめ

今回は、アイドルに関係する権利や応援方法について、日韓で比較をしながらお届けしました！

日本では、権利に対して厳しいながらも、工夫して応援をしています。

韓国では、かなり自由度が高く、派手な応援方法が多くあります！

最近では、韓国から日本へと応援方法が輸入されているため、今後も推し活の活発化が期待されますね！

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